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Thursday, June 28, 2012

Jun Wk3 6月26日(水), 2012






DJIA  (+0.74%)12,627.01+92.34  High:12,646.87/ Low:12,532.71
S&P(+0.90%)  1,331.85+11.86  High:1,334.40/Low:1,320.71
NAS(+0.74%)2,875.32 +21.26  High:2,882.40/Low:2,860.13
RUS(+1.47%)     776.24+11.22     High:776.70/Low:764.72





Volume:
DJIA Vol: 97mil 1億株以下
NAS Vol: 1,616mil 22.4億株(+2.06%)
NYSE Vol:3,216mil 36億株(-2.85%)
VIX: 19.45 (-1.37%)

[野村証券株式市況]
個別では、好決算を発表したレナー(LEN)が+4.75%、連想買いされたDRホートン(DHI)が+2.37%。猛暑から電力需要が増加するとの思惑 で天然ガス価格が上昇し、キャボットオイルガス(COG)が+8.96%、QEPリソーシズ(QEP)が+8.04%。2Q既存店売上高ガイダンスを下方 修正したオーライリー(ORLY)が-14.34%、連想売りされたオートゾーン(AZO)が-4.65%。大手証券会社による投資判断引き下げを受けた メイシーズ(M)が-3.1%、ノードストローム(JWN)が-1.5%。
セクター別では、エネルギーが+1.88%、金融が+1.23%、資本財が+1.07%とリード。一方、自動車パーツ小売の大幅下落を反映し、消費循環が-0.06%と唯一マイナス。
中国政府が新たな景気刺激策を検討中との中国系メディア報道を好感し、アジアと欧州の株式市場が堅調に推移する中、NY株式市場の主要指数もその流れを引 き継ぎ、続伸して始まった。午前8時半発表の5月耐久財受注は前月比+1.1%とコンセンサス予想を上回り、続いて午前10時に発表された5月中古住宅販 売仮契約も前月比+5.9%と事前予想を大幅に上回った。これらを受けて、米国経済鈍化の懸念が後退し、寄り付き後も買い優勢の展開。薄商いながら、幅広 い銘柄が買われ、S&P500は午後12時半に前日比+1%の1333ポイントまで上昇した。午後に入り、若干だれる場面もあったが、午後2時 に、シカゴ連銀のエバンズ総裁が、景気刺激のために、オペレーションツイスト以上の追加的な緩和策が必要と述べ、連銀内部での緩和姿勢継続をのぞかせたこ とから、市場は引けにかけ再び騰勢を取り戻した。結局主要3指数とも堅調に終了した。

Wednesday, June 27, 2012

Jun Wk3 6月25日(火, 2012







DJIA  (+0.26%)12,534.67+32.01  High:12,576.41/ Low:12,452.03
S&P(+0.48%)  1,319.99+6.27  High:1,324.24/Low:1,310.30
NAS(+0.63%)2,854.06 +17.90  High:2,862.15/Low:2,832.02
RUS(+0.41%)     765.02+3.12     High:767.82/Low:758.10





Volume:
DJIA Vol: 109mil 2億株
NAS Vol: 1,583mil 22.4億株(+7.56%)
NYSE Vol:3,310mil 36億株(-2.2%)
VIX: 19.72 (-3.24%)

[野村証券株式市況]
個別では、出版と娯楽部門の分社化が報じられたニューズコープ(NWSA)が+8.34%。大手証券会社による投資判断引き上げを受けたJPモルガン チェース(JPM)が+1.1%。市場アナリストによるネガティブコメントを受けたパトリアットコール(PCX)が-9.32%、アーチコール(ACI) が-4.8%。
S&P500の全セクターがプラスとなり、中でも消費循環が+1.17%、エネルギーが+1.11%、金融が+0.57%と強含んだ。他方、素材が+0.12%、資本財が+0.18%と出遅れた。
午前9時発表の4月S&Pケースシラー20都市住宅価格指数は前月比+0.67%、前年比-1.9%と共にコンセンサス予想を上回った。これを受 け、主要指数は昨日の売りも一服し、小幅高で寄り付いた。しかし、午前10時に発表された6月消費者信頼感指数が62とコンセンサス予想を下回り、これを 機に主要指数は反落。今週後半の欧州首脳会議で抜本策が生まれるとの期待が剥落する中、午前11時過ぎには主要3指数はそろってマイナスへ転落した。資本 財、素材、エネルギーなどが売りの中心となった。その後、イタリアのモンティ首相が、共同債発行が実現しない場合、辞任すると述べたことが、イタリアの新 聞に報道され(後程否定された)、また、独メルケル首相が、自分が生きている限り債務共有はないと発言するなど、欧州首脳会議にむけ、情勢は混迷の様子と なった。一方で、ユーロ圏各国政府が、ESMが提供する支援のためのローンを劣後させ、投資家保有債券を優先させる方向で規則改定を検討中、との報道がな され、また、ESMがスペインのFROB(金融機関救済基金)むけ融資が行えるよう、ドイツ与党が議会に提案を準備中との報道が見られ、こうした多少の進 展を手掛かりに、主要指数はその後買い戻しに転じた。午後2時過ぎから、騰勢は徐々に強まり、その後は高値圏を維持し、引けにかけ若干だれたものの、結局主要3指数は小確りで終えた。

Tuesday, June 26, 2012

Jun Wk3 6月25日(  曜), 2012




DJIA  (-1.09%) 12,502.66 -138.12  High:12,639.87/ Low:12,458.01
S&P(-1.60%)   1,313.72-21.30  High:1,334.90/Low:1,309.27
NAS(-1.95%) 2,836.16 -56.26  High:2,863.89/Low:2,829.23
RUS(-1.71%)     761.90-13.26     High:775.15/Low:759.83





Volume:
DJIA Vol: 134mil 1.3億株
NAS Vol: 1,472mil 15.5億株(-34.45%)
NYSE Vol:3,384mil 34億株(-19.50%)
VIX: 20.38 (+12.53%)

[野村証券株式市況]
個別では、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABIBB)が、メキシコのグルポ・モデロ (GMODELOCMM)の未保有株買収を検討しているとの報道を背景に、モデロとのジョイント・ベンチャーの一部を保有するコンステレーション・ブラン ズ(STZ)が+12.96%。地場証券による投資判断引き上げを受けたCFインダストリーズ(CF)が+3.36%、モザイク(MOS)も+1.03% となった。一方、掘削に絡んだ土地のオークションに関して、入札価格について談合の疑いをもたれていると報道されたチェサピーク(CHK)が -8.49%、エンカナ(ECA)が-4.13%となった。また、大手証券による投資判断引き下げを受け、リサーチ・イン・モーション(RIMM)が -7.61%。
テクノロジーが-2.22%、金融セクターが-2.07%と大幅安。他方、公益が-0.32%、消費安定が-0.66%と小幅下落にとどまった。
メルケル独首相が、ユーロ共同債構想を拒否する姿勢を明らかにする中で、今週後半に開催されるEU首脳会談において欧州債務危機解決に向けた具体策発表へ の期待が大きく後退。また、ムーディーズ(MCO)が、本日にもスペインの銀行の格下げを発表するとの報道され、投資家のリスク許容度は全般に低下した。 これを背景に、主要指数は寄り付きから大きく売られた。午前10時発表の5月新築住宅販売は予想を上回る36万9000件となったものの、市場での反応は 鈍い。ギリシャのラパノス財務相が辞任を表明したとの報道も更に不透明感を強め、主要指数は寄付き後もじりじりと下落。ほぼ全面安の中、とりわけ、テクノ ロジー、エネルギー、金融セクターなどが大幅に売られた。S&P500は正午付近に-1.93%の1309.27にまで下落。その後、市場センチ メントが改善しないまま、概ね模様見となった。

Sunday, June 24, 2012

Jun Wk3 週間市況 2012

DJIA  (-0.99%)12,640.75


S&P(-0.58%)  1,335.02


NAS(+0.68%)  2,892.42


RUS(+0.50%)   775.16









VIX: 18.11 (-14.21%)


Jun Wk2 6月22日(金曜), 2012






DJIA  (-0.10%)12,640.78-12.94  High:12,674.08/ Low:12,574.67
S&P(+0.72%)  1,335.02+9.51  High:1,337.82/Low:1,325.92
NAS(+1.17%) 2,892.42+33.33  High:2,894.35/Low:2,863.93
RUS(+1.35%)     775.16+10.33     High:775.93/Low:764.78





Volume:
DJIA Vol: 109mil 2億株
NAS Vol: 2,246mil 22.4億株(+27.36%)
NYSE Vol:4,204mil 36億株(+5.91%)
VIX: 18.11 (-9.81%)

[野村証券株式市況]
個別銘柄では、ファーストソーラー(FSLR)がロサンゼルス郊外の建設許可継続と報じられ+9.22%。ムーディーズによる格下げが想定ほどに至らず、 モルガンスタンレー(MS)が+1.29%。原油価格上昇を受けキャボットオイル&ガス(COG)が+4.48%、ニューフィールドエクスプロ レーション(NFX)が+4%。市場アナリストによる投資判断引き下げを受けたライダーシステムズ(R)が-13.03%。
セクター別では、テクノロジーが+1.21%、ヘルスケアが+1.04%、金融が+0.90%とリードした。
ドイツの6月IFO景況感指数はコンセンサス予想を下回り、約2年ぶりの低水準となった。これを受け、欧州株式市場は軟調な推移となった。しかし、NY株 式市場の主要指数は、昨日引け後に発表されたムーディーズによる大手15行の格下げが事前予想通りとなった事から、金融セクターを中心に反発して寄り付い た。2月時点で3段階引き下げの可能性があったモルガンスタンレー(MS)とUBS(UBSNVX)は2段階に留まった。引き下げ幅が一部の予想に比べ小 さかったとの見方から、主要指数は寄り付き後も金融セクターを中心に小確り。朝方から行われていたドイツ、イタリア、フランス、スペインの首脳会議で、 ユーロ圏GDPの1%相当の130Bユーロ成長計画が合意されたと報じられ、欧州の新たな景気浮揚策への期待が浮上。また、ECBが市中銀行向け貸出しの 担保の条件を緩和し、資金へのアクセスを容易にする措置を発表したことから、欧州の流動性危機を防ぐとして市場は好感。これらを背景に、主要指数はその後 昼過ぎまで小幅高を堅持して推移した。金融の他、消費安定、ヘルスケア、通信、テクノロジーなどが堅調。素材、資本財はやや売り物勝ちとなった。昼過ぎに は、来週開催予定の欧州サミットで、何らかの具体的な政策対応が発表されるとの期待が強まり、主要指数は次第に騰勢を強める展開となり、結局主要3指数は 本日のほぼ高値で引けた。

Wednesday, June 20, 2012

Jun Wk2 6月20日(水), 2012






DJIA  (-0.10%) 12,824.39-12.94  High:12,877.18/ Low:12,744.92
S&P(-0.17%)   1,355.69-2.29  High:1,361.57/Low:1,346.45
NAS(+0.02%) 2,930.45+0.69  High:2,942.28/Low:2,910.00
RUS(-0.30%)     784.05-2.38     High:789.22/Low:780.53





Volume:
DJIA Vol: 119mil 1.1億株
NAS Vol: 1,550mil 15.5億株(-14.29%)
NYSE Vol:3,626mil 36億株(-2.8%)
VIX: 17.24 (-6.2%)

[野村証券株式市況]
個別銘柄では、ジャビルサーキット(JBL)が決算を好感され+6.95%。市場アナリストによる投資判断引き上げを受けたサラリー(SLE) が+3.33%。アドビ(ADBE)は業績見通しを下方修正し-2.74%。市場アナリストによる投資判断引き下げを受けたウォルグリーン(WAG)は -2.92%と続落。
セクター別では、公益が-1.10%、消費安定が-0.53%、素材が-0.48%、通信が-0.46%と下げ、一方、テクノロジーが+0.23%、金融が+0.21%となった。
ギリシャの3政党による連立政権樹立が合意されたとの報道で、ひとまずギリシャ不安が後退した。G20の声明文は予想通り具体的提案の欠けたものとなり、 引き続き、欧州における政策対応への多様な観測が混じる中で、欧州株式市場はややまちまちの動きとなった。スペイン銀行への直接貸出しのスキームが提案さ れるのではないかとの思惑が流れる中で、スペイン、イタリアの国債利回りが更に低下し、これを手掛かりに、NY株式市場の主要指数は小幅高で寄り付いた。 しかし、本日のFOMCを控え様子見スタンスが広がり、寄り付き後はダレ気味となり、主要指数は小幅安の水準を小動きに推移。金融、テクノロジーが小確り の一方、素材、資本財、公益、消費安定が軟調。午後12時半に発表されたFOMC声明文では、オペレーションツイストを年末まで延長すると決定され、低金 利継続期間は2014年末までと前回声明文と同じとなった。QE3を期待していた一部投資家の失望売りで、直後に主要指数は下落。S&P500は -0.85%の1346.45ポイントをつけた。しかし、声明文に、「経済回復促進のために一段の追加的政策を取る用意がある」と述べられたことから、先 行きQE3への期待が再び浮上。市場は買戻しに転じ、午後1時過ぎにはそろってプラス圏に回復した。午後2時15分から行われたバーナンキ議長による記者 会見では、労働市場が改善しなければ、追加的な証券買い入れ策を検討すると述べられたが、欧州、財政問題などを背景に景気への懸念を表明。主要指数は再び 下げに転じ、引けにかけ若干買い戻されるなど、やや迷走しながらダウ平均とS&P500は小安く引けた。

Jun Wk2 6月19日(火), 2012



DJIA  (-0.20%) 12,837.33+95.51  High:12,781.93/ Low:12,696.18
S&P(+0.14%)   1,357.98+13.20  High:1,348.22/Low:1,334.46
NAS(+0.78%) 2,929.76+34.43  High:2,903.03/Low:2,853.86
RUS(+0.16%)     786.43+13.9     High:774.81/Low:764.70





Volume:
DJIA Vol: 111mil 1.1億株
NAS Vol: 1,573mil 15.7億株(-19.08%)
NYSE Vol:3,165mil 33億株(-24.77%)
VIX: 18.32 (-13.22%)

[本日のマーケット]

Tuesday, June 19, 2012

Jun Wk2 6月18日(月), 2012






DJIA  (-0.20%) 12,741.82 -25.35  High:12,781.93/ Low:12,696.18
S&P(+0.14%)   1,344.78 +1.94  High:1,348.22/Low:1,334.46
NAS(+0.78%) 2,895.33 +22.53  High:2,903.03/Low:2,853.86
RUS(+0.16%)     772.53 +1.21     High:774.81/Low:764.70





Volume:
DJIA Vol: 111mil 1.1億株
NAS Vol: 1,573mil 15.7億株(-19.08%)
NYSE Vol:3,165mil 33億株(-24.77%)
VIX: 18.32 (-13.22%)

[本日のマーケット]














[野村証券株式市況]
個別銘柄では、イーベイ(EBAY)が市場アナリストによる買い推奨のカバレッジ開始で+4.48%。6月NAHB住宅指数がコンセンサス予想を上回った 事を好感され、DRホートン(DHI)が+3.97%、レナー(LEN)が+4.09%、パルトグループ(PHM)が+3.44%。AKSスチール (AKS)がガイダンスを下方修正した事で-2.82%。連想売りされたユナイテッドスチール(X)が-3.21%。
セクター別では、消費循環が+0.68%、テクノロジーが+0.57%、ヘルスケアが+0.46%と強含んだ一方、エネルギーが-0.84%、金融が-0.58%。
週末に行われたギリシャ総選挙では、NDが議席を伸ばし、PASOKの議席と合わせると財政緊縮を支持する派が過半数を獲得。これにより、ギリシャのユー ロ離脱を回避できるとの安堵感で、欧州市場はいったんは上昇となった。しかし、スペイン銀行の資本不足が当初予想を大幅に超えるとの観測報道が流れ、スペ イン問題が代って市場の大きな懸念となる中、スペイン10年国債利回りがユーロ導入以来最高の7.2%まで上昇。欧州株式市場が反落する中、NY株式市場 の主要指数もその流れを引き継ぎ売り優勢で始まった。
22日にはユーロ圏主要4ヶ国会合が予定される中、市場には、何らかの政策対応が打ち出されるとの観測も強く浮上。スペインソブリン債の緊張が高まるほ ど、対応する政策の内容と規模に期待が集まり、主要指数は徐々に回復。来月のECB会議において、スペイン銀行救済を目指す積極的な政策が発表されるとの 期待もあり、S&P500は午後1時過ぎからプラス圏を推移。とはいえ上値は重く、その後は小幅高の水準をもみあいに終始して終了した。

Sunday, June 17, 2012

Jun Wk2 6月15日(金), 2012









DJIA  (+1.24%) 12,767.17 +115.26  High:12,774.70/ Low:12,651.38
S&P(+1.03%)   1,342.84 +13.74  High:1,343.32/Low:1,329.19
NAS(+1.29%) 2,872.80 +36.47  High:2,874.38/Low:2,837.94
RUS(+1.18%)     771.32 +8.98     High:772.07/Low:761.24





Volume:
DJIA Vol: 284mil 2.84億株
NAS Vol: 1,945mil 19.5億株(+20.50%)
NYSE Vol:4,207mil 33億株(+17.30%)
VIX: 21.11 (-2.63%)

[本日のマーケット]






[野村証券株式市況]
個別銘柄では、香港取引所のLME買収が報道され、インターコンチネンタル取引所(ICE)による買収可能性が後 退したことから、ICEが+4.67%。大手証券会社による投資判断引き上げを受けたSAIC(SAI)は+5.06%。自社株買いプログラムのアップ デートを行ったハーマンインターナショナル(HAR)が+4.29%。

セクター別では、エネルギーが+1.79%、テクノロジーが+1.41%、金融が+1.39%とリードした。

昨日来、各国中央銀行が状況に応じ強調して流動性供給を行う準備があるとの期待が広がる中、ドラギECB総裁が、銀行向け流動性供給を確実に行うと明言 し、市場には、欧州の債務および銀行問題に対する政策対応が確保されるとの期待が強まった。午前8時半発表の6月NY地区(エンパイア)製造業指数は 2.29、続いて午前9時15分に発表された5月鉱工業生産は前月比-0.1%、設備稼働率は79%といずれも予想を下回った。しかし、これらの弱いデー タを受けて、来週のFOMCで追加緩和策が決定されるとの思惑が強まり、主要指数は続騰して寄り付いた。午前9時55分発表の6月ミシガン大学消費者信頼 感指数も74.1とコンセンサス予想を下回ったが、金融緩和期待をテコに、S&P500はその後もじりじりと上昇。素材、資本財、テクノロジー等 の景気敏感の他、ヘルスケアなども上昇を牽引。午後には、週末のギリシャ選挙への楽観的見方も加わり、リスクへの寛容度が高まる中、幅広い買いが見られ、 主要指数は騰勢を強める展開となった。結局主要3指数は本日の高値近辺で終了。

Thursday, June 14, 2012

Jun Wk2 6月14日(木), 2012







DJIA  (+1.24%) 12,651.91+155.53  High:12,698.68/ Low:12,497.66
S&P(+1.08%)   1,329.10 +14.22  High:1,333.68/Low:1,314.14
NAS(+0.63%)  2,836.33 +17.72  High:2,842.31/Low:2,807.55
RUS(+1.32%)     752.38 +9.96     High:762.88/Low:751.86





Volume:
DJIA Vol: 128mil 1.28億株
NAS Vol: 1,614mil 15.8億株(+1.81%)
NYSE Vol:3,587mil 33億株(+8.03%)
VIX: 21.68 (-10.67%)

[本日のマーケット]

Jun Wk2 6月13日(水), 2012






DJIA  (-0.62%) 12,496.38-77.42  High:12,598.25/ Low:12,453.69
S&P(-0.70%)   1,314.88-9.30  High:1,327.28/Low:1,310.51
NAS(-0.86%)  2,818.61-24.46  High:2,853.17/Low:2,810.59
RUS(-1.20%)     752.38-9.15     High:763.99/Low:749.81





Volume:
DJIA Vol: 125mil 1.2億株
NAS Vol: 1,585mil 15.8億株(+1.09%)
NYSE Vol:3,320mil 33億株(-1.29%)
VIX: 24.27 (+9.87%)

[本日のマーケット]




[野村証券株式市況]
個別銘柄では、デル(DELL)が初配当を発表し+2.55%。上記JPモルガン(JPM)が+1.57%。ホールフーズマーケット(WFM)が F2012年EPS成長率は52週ベースで+23%~25%と述べたのが、従来ガイダンス(53週ベース)の下方修正と受け取られ-1.54%。グローバ ルペイメンツ(GPN)が、ハッカーによるサーバーへの侵入があったと発表し-4.05%。
セクター別では、消費循環が-1.53%、素材が-1.49%と下げを牽引。通信サービスが+0.07%と唯一プラスで終了。
ドイツの10年債入札は目標を越える応札があったものの平均利回りが1.52%と前回より上昇し、また、イタリアの短期債入札結果は不調となった。これら を背景に、ドイツ国債を含め、欧州のソブリン債利回りが上昇する中、欧州株式市場は軟調に推移。また、午前8時半に発表された米5月小売販売は、自動車を 除くと-0.4%と予想を下回り、これらを受けてNY主要指数は小幅反落して寄り付いた。しかし、午前10時半に発表されたエネルギー在庫の減少と、 OPECによる5月原油生産の減少を受けて原油価格が反発し、これに連動してエネルギーセクターが買いに転じると、他のセクターも追随。主要指数はそろっ て回復基調となり、まもなく小幅プラス圏に浮上した。午前10時から始まったJPモルガン(JPM)のダイモンCEOによる注目の議会証言は順調と受け取 られ、JPモルガン(JPM)株が上昇すると共に、銀行セクターもじり高の推移となった。他に半導体、消費安定なども確りながら、他方、昨日上昇した素材 や小売セクターが利食いで押され、セクターごとにまちまちの動きとなる中でS&P500指数は昼過ぎまで前日終値を挟み小幅一進一退。しかし、新 しい材料に欠ける中、午後には再び欧州債務問題が市場の気掛りとなり、午後2時頃から市場は売り優勢に転じた。幅広い銘柄が売られる中、主要指数は本日の 安値付近で終了した。

Tuesday, June 12, 2012

Jun Wk2 6月12日(火), 2012






DJIA  (+1.31%) 12,573.80+162.57  High:12,577.02/ Low:12,411.91
S&P(+1.17%)   1,324.18 +15.25  High:1,324.31/Low:1,306.62
NAS(+1.19%)  2,843.07+33.34  High:2,843.67/Low:2,802.38
RUS(-6.24%)     761.53+10.52     High:761.69/Low:748.53





Volume:
DJIA Vol: 111mil 1億株
NAS Vol: 1,568mil 15億株(+7.34%)
NYSE Vol:3,364mil33億株(-1.7%)
VIX: 22.09 (-6.24%)

[本日のマーケット]




[野村証券株式市況]
個別株では、マイケル・コーズ(KORS)が1ー3月期好決算と予想を上回るFY13ガイダンスを発表し+7.65%。ボーイング(BA)が大手証券の投 資判断引き上げで+3.52%。ファクトセット・リサーチ・システムズ(FDS)が6-8月期売上および利益は予想を下回るとガイダンスしー 12.31%。PNCフィナンシャル・サービシズ(PNC)がモーゲッジの買戻し請求引当金を$350M追加すると述べー1.15%。ナビスター (NAV)が、2010年環境基準法に抵触するトラックエンジンについて、一定の罰金を支払う限り販売を継続できるとした下級審の判決を、控訴裁判所が覆 したことからー5.53%。
セクタ-別では、素材が+1.81%、金融が+1.66%、資本財が+1.58%とリード。公益が+0.21%、消費安定が+0.58%とディフェンシブは人気薄。
昨日、アトランタ連銀ロッカート総裁が、米国経済回復ペースの鈍化に言及し、景気刺激策の必要を示唆したのに続き、本日寄り前に、シカゴ連銀エヴァンズ総 裁が、雇用促進のための景気刺激策の必要を示唆する発言を行った。これらを受け、景気刺激のための政策措置への期待が広がり、NY市場の主要指数は反発し て寄り付いた。しかし、格付け機関のフィッチがスペイン銀行18行の格付けを引き下げ、更に、スペインは財政赤字削減目標を達成できないとのコメントを 行ったことから、スペインの10年国債利回りが6.8%に上昇。これらを不安材料に、主要指数はまもなく反落に転じ、午前10時すぎに S&P500はマイナスに沈んだ。しかし、売りが一巡すると、連銀による景気刺激策への期待が再び台頭。素材、資本財を中心に押し目買いが入り、 S&P500は昼前に急速な反発となった。 午後もこの水準を堅持し、引け前には一段の買いが入り本日の高値で終了した。

Jun Wk2 6月11日(金), 2012






DJIA  (-1.14%)12,411.23-142.97  High:12,650.47/ Low:12,398.48
S&P(-1.26%)  1,308.93-16.73  High:1,335.52/Low:1,307.73
NAS(-1.70%)  2,809.73-48.692,882.96Low:2,806.90
RUS(-2.36%)     751.01-18.18     High:776.63/Low:750.97





Volume:
DJIA Vol: 121mil 1.2億株
NAS Vol: 1,375mil 15億株(-15.28%)
NYSE Vol:3,382mil33億株(-14.99%)
VIX: 23.56 (+10.98%)

[本日のマーケット]

Sunday, June 10, 2012

Jun Wk2 週間市況 2012






























DJIA  (+3.60%) 12,554.20


S&P(+3.73%)   1,325.66


NAS(+4.04%)  2,858.42


RUS(+4.31%)     769.19








Volume:
DJIA Vol: 140mil 1.4億株
NAS Vol: 1,745mil 17.4億株(+10.35%)
NYSE Vol:4,083mil 40億株(+22.62%)
VIX: 21.23 (-20.37%)

[本日のマーケット]

Jun Wk1 6月8日(金), 2012






DJIA  (+0.75%) 12,554.20+93.24  High:12,554.20/ Low:12,398.44
S&P(+0.81%)   1,325.66 +10.67  High:1,325.81/Low:1,307.77
NAS(+0.97%)  2,858.42+27.40  High:2,860.94/Low:2,814.80
RUS(+1.16%)     769.19+8.85     High:770.07/Low:754.72





Volume:
DJIA Vol: 112mil 1億株
NAS Vol: 1,375mil 15億株(-15.28%)
NYSE Vol:3,382mil33億株(-14.99%)
VIX: 21.23 (-2.26%)

[本日のマーケット]


[野村証券株式市況]
個別銘柄では、大手証券会社によるポジティブコメントを受けたスプリント(S)が+9.12%。原油価格下落を好感されたファミリーダラー(FDO) が+3.63%、ダラージェネラル(DG)が+2.67%。イタリアの4月鉱工業生産未達を受けユナイテッドスチール(X)が-3.82%。マクドナルド (MCD)の5月既存店売上高の予想が下回った事を嫌気されヤムブランズ(YUM)は連想売りされ-3.26%。
セクター別では、通信が+1.55%、金融が+1.23%、テクノロジーが+0.94%とリードする。

イタリアの4月鉱工業生産やドイツの4月輸出がコンセンサス予想を下回り、欧州域内のマクロ環境が悪化しているとの懸念から、欧州株式市場が軟調な中、 NY株式市場もその流れを引き継ぎ売り優勢で寄り付いた。S&P500は開始10分で-0.55%の1307.77ポイントまで下落する。しか し、週末に予定されているユーロ圏財務相らによるスペイン向け支援パッケージについての協議が欧州債務危機解決に繋がるのではとの期待感から主要指数は下 げ止まり、徐々に下げ幅を縮小させる。午前11時前には主要指数はそろってプラス圏へ浮上する。午後に入っても買い勢力優勢の展開となり、通信、消費安 定、ヘルスケア等のディフェンシブを中心にじりじりと買われる。結局主要3指数は本日の高値近辺で引けた。

Thursday, June 7, 2012

Jun Wk1 6月7日(木), 2012

DJIA  (+0.37%) 12,460.96+46.17  High:12,555.26/ Low:12,416.53
S&P(-0.01%)  1,314.99-0.14  High:1,329.05/Low:1,312.68
NAS(-0.48%)  2,831.02-13.70  High:2,873.59/Low:2,827.82
RUS(-0.63%)     760.34-4.83     High:775.65/Low:760.04





Volume:
DJIA Vol: 131mil 1.3億株
NAS Vol: 1,623mil 16億株(-6.99%)
NYSE Vol:3,979mil39億株(-2.56%)
VIX: 21.72 (-1.99%)

[本日のマーケット]


[野村証券株式市況]
 個別銘柄では、市場アナリストによる投資判断引き上げを受けたパルトグループ(PHM)が+1.37%。カミンズ(CMI)はディーゼル発電機の発電力は EPAの規制に合うとの報道を好感し+1.61%。市場アナリストによる投資判断引き下げを受けたジュニパーネットワーク(JNPR)が-5.21%。 ポール(PLL)は3Q決算を嫌気され-4.3%。ベストバイ(BBY)のChairman兼創始者が辞任するとの報道を受け-0.96%。
セクター別では、公益が+0.7%、資本財が+0.59%、消費安定が+0.23%と強含む一方、通信は-0.7%、テクノロジーは-0.42%、金融は-0.23%とマイナス。

中国人民銀行は政策金利の引き下げを発表した。欧州債務危機が世界経済を脅かす中で深まる中国経済減速に対応し、景気のテコ入れを行う事が好感され、欧州 株式市場が続伸する中、NY株式市場もその流れを引き継ぎ続伸して始まった。スペイン、フランスの好調な国債入札結果も材料視された。午前8時半発表の週 間新規失業保険申請件数は37.7万件、継続受給者数は329.3万件と共にコンセンサス予想並みになったが反応は鈍い。
午前10時から行われたバーナンキ議長による議会証言では追加の金融緩和に対する行動への準備はできているとはしつつも、具体策には言及せず、市場の量的緩和期待が後退し主要指数は利益確定売りに押される。

Wednesday, June 6, 2012

Jun Wk1 6月6日(水), 2012







DJIA  (+2.37%) 12,414.79+286.84  High:12,147.55/ Low:12,125.00
S&P(+2.30%)   1,315.13 +29.63  High:1,315.13/Low:1,285.61
NAS(+2.40%)  2,844.72+66.61  High:2,844.72/Low:2,796.23
RUS(+2.56%)     765.17+19.08     High:765.17/Low:746.07





Volume:
DJIA Vol: 140mil 1.4億株
NAS Vol: 1,745mil 17.4億株(+10.35%)
NYSE Vol:4,083mil 40億株(+22.62%)
VIX: 22.26 (-10.21%)

[本日のマーケット]